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このページでは最新のジャック関連の話題を集めていきます。


5/10
サンマリノGPでBARの失格が確定し、ジャックは6位から4位へとなりポイントアップ。また、戦闘力で上回るBARの2台が出場停止という状況なので、予選も期待されたが、予選は13位スタートなった。スタートでもサンマリノで見せたパフォーマンスが見られず11番手での走行となった。これはどの車よりも燃料を積んでスタートしたためで、ジャックは1スティント目を引っ張る作戦でいった。「最大の問題は長く走ろうとして燃料を積んでスタートしたことだった、燃料が軽くなったときに早く走れるはずだったが、スタートで渋滞に巻き込まれてしまった、それによって我々の作戦を最大に活かすことが出来なかった。最後は水が漏れるというトラブルでエンジンが壊れてしまった」(ジャック)。エンジンの問題は序盤から水が漏れるという状況が起きて、オーバーヒート気味になっていたようで、望むようなエンジンパワーを引き出すことが出来なくなっていたようだ「かなり早い段間で水が漏れて、温度が上がってしまいパワーを失った」(ジャック)。そして、52周目にリタイアとなってしまった。「イモラでの強さを見せられた後だったので、ここではもっと期待していただけに非常に残念だ。しかし、我々は次のレースに向かっている。」(ペーター・ザウバー)(訳:遺伝子の会会長)

4/26
ついにザウバーに移ってから結果を出した。3戦連続で無念の結果を残していたが、確実に進歩を見せていたジャック。周囲の雑音にも惑わされることなく、ついに結果を掴んだ。上位陣が崩れるなどの幸運もあったが、走りもコメントもジャックらしくなってきた。
2005年度ヨーロッパラウンド開幕戦、サンマリノGP。予選では相変わらず同僚のマッサに及ばずの11番グリッドからのスタートだったが、BARホンダ2年目の時のような輝きを見せた、ロケットスタートを決めて一気にポイント圏内の8位にジャンプアップ。ペースの上がらないトゥーリの後ろで混戦状態の中、前を行くウェバーと激しいバトルを繰り広げ、中盤にはウェバーのミスを見逃さずに7位にポジションアップ。その後、ペースを堅持し、速さを失ったトゥーリをピット作戦でパスし、6位でフィニッシュ。4戦目にしてついに復活した。予選グリッド、ベストラップでマッサにおよばなかったと言う課題は残したが、今後を期待させる内容だった。
「ウェバーとのバトルは楽しめた。想像して頼りもマシンが進歩し、セットアップを僕の好みにすることがよりできるようになったのも、好結果につながった。今週末は本当に良かった、いい仕事をしてくれたスタッフに感謝している」(ジャック公式サイトより、要約)。

3/21
2005年シリーズ第2戦。今期からザウバーに移籍して2戦目。戦前予想されたよりも遅いマシン、慣れない環境などがあり初戦のオーストラリアGPでは精彩を欠いた結果に終わった。そして、迎えた第2戦。周囲の雑音は相変わらずジャックに厳しく、フリー走行でも好タイムをマークする同僚ヘリペ・マッサに対して大きくタイムで水を空けられた。予選も16位と沈み、実質最下位状態と厳しい状況で迎えた決勝、スタートでBARのデビッドソンを交わし順位を一つ上げると、中盤まではフェラーリ勢に懸命に食い下がり、26周でリタイアするまでマッサとほぼ互角の勝負ができていた。しかし、ブレーキミスよるリタイアで今回も結果が出せなかった。ベストラップもマッサに及ばず、今後も周囲の批判は厳しいだろう。それでも、オーストラリアGPよりは確実に進歩を見せていると感じられるので、中盤までにはなんとかしてくれるはずだと信じている、今のジャックには、とにかく結果を出すことが重要。新人になった気持ちで、とにかくポテンシャルを発揮できるように勤めて欲しい。今回は、ジャックのコメントをあえて載せません、ジャックが前向きなコメントを出してくれるまで待とうと思います。

12/5
12/2にへレスで行われたテストでジャックが1番時計を記録した。これは、BAR時代03年2月のイモラでのテスト以来の1番時計となる。不安定なコンディションの中、ザウバーのC23をかり74周を走り1分22秒061でトップタイムを記録した。この日は主に今年から変更になったミシュランタイヤのデータ取りが主な目的であった。「1番といっても全然意味無いよ。僕らは空力のテストをしてないんだから。タイヤの学習をしているだけだもの。今日はコンディションがめまぐるしく変化する中、タイヤを試すと言う意味では実りが多い日だったが、他のチームとタイムを比較するのは無理でしょ。」久しぶりのトップタイムに笑顔でも、意欲的なコメントのジャックだった。

11/28

11/26カタロニアサーキットでの合同テストで、始めてのザウバーのテストを行った。93周を意欲的に走り3番手タイムをマークし、好調をアピール。「チームの雰囲気がいい。政治的でないのがすごくよい。初めの走行なのに走行なのに何も問題が起きなかったことに驚いたよ。文句の付けようがないね。」

11/11

 1997年世界チャンピオンに輝いているジャック・ヴィルヌーブは、再びF1から離れる前に再びタイトルを獲得したいと話している。ヴィルヌーブは昨年最終戦を前にBARを離脱、今年終盤ルノーで走り、来年以降ザウバーと2年契
約を結んでいる。彼はイギリスのレース雑誌に対し、次のように述べている。「1度優勝しているからね。ぜひもう1度勝ちたいよ。今が1996年みたいに感じる。簡単に手に入れられるものなら面白くない。」ヴィルヌーブはウィリアムズで選手権を優勝し、それから既に7年が経過しているが、本当に引退するまでにまだ時間はあるとしている。

10/28

「今日のペースはとても良かったと思う。1周目僕はフェルナンドの後ろにいたが、あのコンディションでオーバーテイクを試みるのはリスクが大きすぎた。路面が濡れているときはタイムをロスしたけど、その後の第2スティント、第3スティントは速かった。ルノーで1ポイントも獲得することはできなかったけど、毎戦ごとにパフォーマンスを上げていくことはできたと思ってる。適応するのがとても大変だったが、このチャンスをくれたルノーには感謝しているよ。」

10/12

史上初めてのワンディーグランプリとなった、日本GP。ジャックは予選で久々にジャックらしい攻め抜いた走りを見せてくれた、暴れるマシンを押さえつけて、アロンソを上回るタイムを叩き出した。しかし、決勝では健闘むなしく9位、ただ懸命に走り抜いたジャックに感謝したい。「レース開始直後にドライセットアップが間違いだったことに気付いた。アンダーがひどく、ピットに入るたびにダウンフォースを加えたが、最後までペースが上がらなかった。コンストラクターズの2位を争うライバルが2台とも入賞しただけに、何とも残念な結果だ」

10/3

「レース中は色々と学んだ。これで初めてレース距離を走りきったし、2004年のレースがどういうものなのか理解することができた。スタート後、リズムをつかむまでに時間がかかりすぎてしまった。いいスタートは切れたけど、タイヤが十分温まっていなかったので順位をかなり下げてしまった。サーキットにラバーが付くにつれ、グリップは良くなっていった。攻めることはできたけど、9,10コーナーでウェバーに接近することができなかった。それで14コーナーのヘアピンでしかけることもできなかったよ。それでも鈴鹿がとても楽しみだ。」